◆第85回オークス・G1(5月19日、東京競馬場・芝2400メートル)=5月13日、栗東トレセン
桜花賞4着のスウィープフィート(牝3歳、栗東・庄野靖志厩舎、父スワーヴリチャード)が好ムードを漂わせている。前走後はリフレッシュ放牧を挟み、8日の1週前追い切りでは、坂路でセンチュリクィーン(3歳未勝利)と併せ馬。追走し52秒5―12秒2で2馬身先着と力強く伸びた。「日曜日(12日)もスイッチの入った動きをしていましたし、態勢は整ったと思いますね」と渡辺助手もうなずいた。
鞍上は先週12日に史上初のJRA通算4500勝の金字塔を打ち立てた武豊騎手。1996年のエアグルーヴ以来、28年ぶりのオークス4勝目がかかる一戦だ。「折り合いも大丈夫と豊さんも言っていました。ずっといい脚を使うタイプで、脚質的にも広いコースは伸び伸び走れる」と同助手。頼もしい名手を背に、東京で末脚をさく裂させる。