◆第85回オークス・G1(5月19日、東京競馬場・芝2400メートル)追い切り=5月15日、栗東トレセン
桜花賞4着のスウィープフィート(牝3歳、栗東・庄野靖志厩舎、父スワーヴリチャード)が坂路で好仕上がりをアピールした。坂路で51秒9―12秒1とラストまで力強い脚勢。「全体時計は少し速くなりましたが、時計を詰めながら迫力もあった。十分な追い切りができた」と庄野調教師も納得の表情を浮かべた。
鞍上の武豊騎手=栗東・フリー=は1996年のエアグルーヴ以来、28年ぶり4度目のオークス制覇がかかる。「いい動きだったと聞いています。折り合いがつけば、東京の長い直線はこの馬にとっていい。チャンスのある一頭だと思う」と手応えをにじませた。