5月19日の東京競馬場は5レースまでに芝のレースが2鞍行われた。どちらも単勝1倍台の1番人気が勝つ堅い決着だったが、馬場はハッキリと内伸び傾向が見て取れる。特に5Rの2着は、最内を伸びた1番の馬が差し込んできており、直線では内を割れる馬が有利なことは明白だ。
なら、シンプルにオークスも1枠1番のミアネーロ(牝3歳、美浦・林徹厩舎、父ドゥラメンテ)を狙ってみたい。前走のフラワーCでは4角まで最内をピッタリと回り、直線をさばいて勝利。今回もその再現が可能な馬場状態と言える。テンションが上がることを考慮して、5月16日にひと足早く東京競馬場入り。スクーリングを入念に積み、スタンド前発走に備えた。追い切りの動きも抜群で状態面に不安はない。先週のヴィクトリアマイルで涙のG1初勝利を飾った津村明秀騎手が、2週連続で頂点に立つ。