東京11R・オークス・G1・馬トク激走馬=ライトバック
3着の桜花賞では4コーナー最後方から、ラスト3ハロンはメンバー最速の32秒8と強烈な決め手を繰り出したキズナ産駒。勝ち馬ステレンボッシュはもちろん、2着馬アスコリピチェーノがNHKマイルカップでスムーズさを欠きながら牡馬一線級を相手に2着したように、ここは王道・桜花賞組を中心とみるべきだろう。
昨年のアルテミスS(4着)の道中で口を割るなど、折り合いに課題はあるが、桜花賞前、この中間も徐々に我慢が利くようになったと陣営は話す。2度の騎乗で坂井騎手も手の内に入れているだろう。4月25日に外厩・ノーザンファームしがらきから帰厩し、1週前、直前とも抜群の動き。抜群の心肺機能を武器に、長い直線を味方につける競馬がかなえば好勝負に持ち込める。