◆第74回安田記念・G1(6月2日、東京・芝1600メートル)=栗東トレセン
22年のマイルCSの勝ち馬セリフォス(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎、父ダイワメジャー)は、23日の1週前追い切りで川田将雅騎手がまたがり、CWコースで7ハロン95秒1―11秒2で鋭く動いた。福永助手は「前走後も在厩のまま調整していますが、ダメージが残った様子はないので、目標のG1に向けて順調に立ち上げることができています」といい手応えを口にした。
前走の読売マイラーズCはソウルラッシュに及ばず2着も、1キロの斤量差があったことを考えれば、上々の内容だった。「東京マイルではこれまでいい競馬ができているように適性のある舞台だとみています。もうひとつ調子を上げていくように調整したいですね」と同助手。昨年は2着だった安田記念に向けて、着々と態勢を整えてきている。