◆第74回安田記念・G1(6月2日、東京・芝1600メートル)=5月27日
22年の皐月賞以来勝利から遠ざかるジオグリフ(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎、父ドレフォン)が復活気配を漂わせる。昨年はドバイWC(11着)やチャンピオンズC(15着)などダート路線にも矛先を向けたが結果が出ず。しかし、今年の始動戦となった中山記念で3着と久々にらしさを見せると、前走の大阪杯でも0秒3差の5着と見せ場を作った。太田助手は「前走はしっかり走ってくれた」と評価する。
芝のマイル戦は21年の朝日杯FS以来(5着)のチャレンジ。同助手は「若い頃は1600メートルは忙しいかなと思っていたけど、色んな経験を積んできた。メンタル、フィジカルをいい状態にして競馬に向かわせてあげたい」と意気込んだ。