【安田記念】動きの質が激変!福永調教師を背にダノンスコーピオンはラスト10秒8「前走までとは全く異なる」

福永祐一調教師を背にWコースで追い切ったダノンスコーピオン(カメラ・荒牧 徹)
福永祐一調教師を背にWコースで追い切ったダノンスコーピオン(カメラ・荒牧 徹)

◆第74回安田記念・G1(6月2日、東京・芝1600メートル)追い切り=5月30日、美浦トレセン

 美浦に滞在して調整を続けるダノンスコーピオン(牡5歳、栗東・福永祐一厩舎、父ロードカナロア)が、福永調教師自らが手綱を執り、Wコースを単走で追い切られた。リズムのいい道中から最後の直線に向くと、素軽いフットワークから鋭く伸びラスト1ハロンは10秒8をマーク。滞在効果を感じさせる動きを披露した。トレーナーは「前回の時はもう一段階上げたいなと思っていて、時計は出ていたし体調も良かったんですが躍動感のところでもうひとつ上があると思っていたので、その域までは達していないところでの出走だった。一度使われて動きのクオリティがどれだけ上がっているかを確かめる意味できょうはまたがったけど、クオリティが上がっていました。前走までの動きの質とは全く異なるものだったので上積みはあると思います」と上昇ぶりを伝えた。

 前走の京王杯SCはスタートが合わない厳しい競馬を強いられながらも4着と復調気配。22年NHKマイルC以来のG1制覇へ雰囲気は上々だ。

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