こんにちは、山本です。今日は栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、つい先日のこと。若手の記者仲間が草野球のチームを作る、と盛り上がっていました。草野球、懐かしい…。もう20年近く前になるかな、内勤をしていた時、チーム報知に入れてもらっておりました。ユニホームも作ったりして、そんな話を思い出しつつ、クローゼットの奥を覗いてみると、まだ残っていた…。競馬担当になってからは一度も着ていないので、20年近くほったらかしか。
当時、よく覚えているのは深夜の大阪ドームを借りて、どこかのチームと試合をしたこと。それまでは取材をしていた場所、しかもドーム球場だったから、かなり盛り上がったんですよね。そうそう、話は少し脱線しますが、野球担当をやっている時、ひそかに好きだったのが可能な球場のみですが、ナイターで原稿を書き終えた後、グラウンドから空席になったスタンドを見ること。つい先ほどまで盛り上がっていたのになぁと思いつつ、グラウンドレベルからの視界を楽しんだりする。静かな球場、何かいいんですよ。ということで、柄にもなく、そんなことで心を落ち着かせたりしていました、20代のワタクシ…。
ということで、そろそろ本題へ。いよいよ、明日から現2歳世代の戦いが始まりますね。今年の西は阪神ではなく、京都から始まります。
まずは橋口厩舎。ダノンフェアレディ(牝、父キズナ、母メチャコルタ)からいきましょうか。動きのよさが目を引きますよね、この馬。「仕上がりの早さとスピードが武器ですね。折り合いはつくので1200、1400という感じでなく、距離に融通も利くと思う」と橋口調教師は期待します。ゲートも速いようで、初戦向きという感じを強く受けますね。取材の感触的には申し分ありません。
橋口厩舎では3週目の京都の芝マイルにイサナ(牡、父デクラレーションオブウォー、母エイドローン)がスタンバイ。MデムーロJが騎乗予定です。「520キロぐらいありますが、見た目は古馬のような感じです。この馬も完成度が高いですし、大型馬ですが、重苦しさはありません」と期待の一頭のようですね。
明日の5Rに話は戻ります。杉山晴厩舎からはジャスタパーティー(牡、父モーリス、母キャリコ)が登場します。藤田晋オーナーで、セレクト当歳セールでは1億3000万円がつきました。祖母に名牝モシーンがいますね。「軽い走りをっする芝馬という印象。折り合いに苦労せず、反応させればしっかり反応します。距離に融通は利きそうで、競馬センスはありそうです」と花田助手。ゲート合格後、そのまま調整できたということは体力があるんでしょうからね。今年は開幕週から藤田オーナーが注目を集めることになるのかな。ちなみに杉山晴厩舎では来週の京都芝マイルにスカイブルー(牡、父エピファネイア、母スカイノダン)が、再来週の東京ダート1400メートルにサンダーロード(牡、父Authentic、母グァカモーレ)がスタンバイしています。
またまた話は京都5Rに戻ります。武英厩舎からはヴェーヌドール(牡、父エピファネイア、母チェルシークロイスターズ)が出走します。「馬体はすごくいい馬です。時計も悪くないんですが、現状は動かせば動くという感じのイメージですね」と武英調教師は説明。この馬、期待が非常に高いだけに、冷静に分析している感じがします。初戦向き、という感じではないんですけど、その状態でどこまで走るか、といったところでしょうか。
武英厩舎では函館の6月16日、芝1200メートルでワイルドブッター(牡、父キンシャサノキセキ、母ミセスワタナベ)がデビューします。鞍上は横山武J。こちらはいかにも初戦向きといった感じ。「いいですよ。明らかに2歳戦向き。2歳Sに持っていきたい馬です」とトーンは高かったです。少し馬を気にする面があるらしいので、その点がレースまでにどう矯正するかでしょう。
最後に松下厩舎のショウナンザナドゥ(牝、父キズナ、母ミスエーニョ)ですか。セレクトで1億8500万円がつき、姉にミスエルテがいます。「いかにもセンスがありそうという感じ。順調に調整できましたね。ゲートを出る格好なんかにセンスを感じます」と松下調教師は期待します。池添Jはバネを評価しているようで、松下師との会話ではシンハライトと重ね合わせるような会話もあったとのこと。今まで何度も触れてきましたが、いよいよ注目の初陣です。
ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。
京都7R・4チェレスタ(松下調教師が「今回は本当に動きがいい」と絶賛。ここも通過点にする)
続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。
京都1R・15チュウワスペル(初戦が既走馬相手に味な競馬。上積み大)
京都4R・3エイシンコクスン(陣営の評価高い。初戦から走れる態勢)
京都9R・8スーパーアグリ(発馬五分から前、前で運べれば変わる)
今日はここまで、また明日です。ではでは