【京都11R・松風月ステークス】ハンデ戦でもあり、枠の並びひとつで結果が大きく変わりそうな組み合わせ。そこで◎マニバドラを狙う。前走の春風Sでは抜群のスタートから、前半600メートル32秒9の激流を持ったままで追走。4角で早々と先頭に立つと、直線でも危なげなく後続を振り切った。完璧な勝ちっぷりだったと言えよう。これでダート1200メートル戦は3戦3勝だ。
3か月の休み明けだが、帰厩1本目の先月17日に、栗東・坂路で51秒4―11秒9の好タイムをマークした。4本の時計を出しており、最終追いも含めて仕上がりも上々。昇級戦になるが、前走の内容と55キロのハンデなら、十分好勝負に持ち込める。このメンバーでも速さ負けはしないし、直線が平坦でスピードをフルに生かせる京都コースもこの馬に合っている。
アームズレインは3走前のりんくうS勝ちや、2走前の根岸Sで2着と実績上位。前走は大井の馬場が合わなかったもので、今回は反撃がある。ジレトールは前走の天王山Sを勝利。差す競馬をマスターし、ここも大崩れは考えづらい。