◆第29回プロキオンS(7月7日、小倉競馬場・ダート1700メートル)=7月2日、栗東トレセン
スレイマン(牡6歳、栗東・池添学厩舎、父キングカメハメハ)は姉に3冠牝馬のジェンティルドンナなどを持つ良血馬。一昨年夏にオープンへ上がってから、一時期は苦戦が続いていたが、昨夏から安定感が増し、重賞初挑戦だった2走前のアンタレスSでも2着と好走した。
しかし、1番人気に推された前走の平安Sは10着と大敗。「前走も調子が悪いわけではなかったんですけどね。今回は実績ある距離になるのがいいと思う。重賞でもやれると思います」と池添調教師は力を込めた。4戦2勝、2着1回、3着1回と複勝率10割を誇る距離で一変を狙う。