小牧太騎手が地方競馬の騎手免許試験に合格 史上初の地方復帰に「身の引き締まる思い」

小牧太騎手
小牧太騎手

 地方競馬全国協会(NAR)は7月19日、令和6年度の第1回調教師・騎手免許試験における新規合格者を発表した。

 今回の新規合格者は調教師が4人、騎手が3人で、いずれも8月1日付で免許が交付される。

 騎手部門ではJRAの小牧太騎手=栗東・フリー=が合格した。地方競馬が最初のキャリアの騎手では、JRAを挟んで史上初の地方復帰となる。同騎手は1985年に地方の兵庫競馬からデビューし、04年にJRA移籍。今回の合格で20年ぶりに兵庫へ戻る。復帰後は中塚猛厩舎所属となる予定。

 地方通算3440勝、JRA910勝。重賞は地方52勝。JRA重賞は08年桜花賞(レジネッタ)、09年朝日杯FS(ローズキングダム)のG1・2勝を含む34勝を挙げている。

 今週末はともに小倉で土曜2鞍、日曜が3鞍。21日の中京記念・G3では、ワールドリバイバル(牡6歳、栗東・牧田和弥厩舎、父エピファネイア)とコンビを組む。

 小牧太騎手「ホッとしました。身の引き締まる思いです。やるからには覚悟を決めて地方に戻ります。兵庫でムチを置きたいと思っています。園田、姫路に応援に来る人は、みんな昔の小牧太と思って見に来るだろうし、『小牧さん、年を取った』と言われたくありません。兵庫の真のレジェンドになれるよう精一杯、頑張ります」

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