7月28日の新潟1R・2歳未勝利(芝1400メートル、11頭立て)は、2番人気のアーリントンロウ(牡2歳、栗東・松下武士厩舎、父タワーオブロンドン)が逃げ切って2戦目で初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分20秒6(良)。
スタートを決めると二の脚がついてハナへ。しっかり折り合って手応え良く最後の直線に向くと、さらに加速し鋭く末脚を伸ばす。最後は余力を持って2着のネーヴェフレスカ(和田竜二騎手)に1馬身3/4差をつけてゴールに飛び込んだ。
坂井瑠星騎手は「いい馬ですね。返し馬から感じが良かったです。自分のリズムで競馬をして、まだ余裕もありました。楽しみです」と振り返った。
松下調教師は「牧場での評価も高かったですし、一回使って動きが全然違いました。ジョッキーは将来的には距離は短くなりそうだと言っていたけどスピードはあるので、1600メートルぐらいまで持ってくれたら」と今後を見据えた。