◆第16回レパードS・G3(8月4日、新潟競馬場・ダート1800メートル)
ユニコーンS3着からの巻き返しを期すミッキーファイト(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父ドレフォン)は、3か月半ぶりでも態勢は整っている。
前走のユニコーンSは直線でスムーズさを欠き3着。それでも、外に切り替えてからはしっかり脚を使って、その後の東京ダービーを制しV4を達成したラムジェットなど前を猛追していただけに能力は示した格好だ。田中博調教師も「前走はこの馬の持ち味を生かす競馬ができなかった。あの着順がこの馬の能力ではないです」と振り返る。
前走後は放牧にだされていたが、7月に美浦トレセンに帰厩してからは順調に調整を進めている。7月25日の1週前追い切りでは、美浦・Wコースでトライデントスピア(3歳1勝クラス)、プリティディーヴァ(2歳オープン)と併せ、追走から力強い脚取りで直線は最内に入り、6ハロン81秒3―11秒0をマークし、併入。状態の良さをうかがわせている。トレーナーは「いい感じで1週前追い切りができました。今までと同じような調整でこられています」と手応えを話した。