【レパードS】入念にゲート練習を消化したバロンドール 国内復帰初戦に松永幹調教師「良くなって戻ってきた」

バロンドール
バロンドール

◆第16回レパードS・G3(8月4日、新潟競馬場・ダート1800メートル)=7月30日、栗東トレセン

 ドバイ遠征からの帰国初戦となるバロンドール(牡3歳、栗東・松永幹夫厩舎、父ニューイヤーズデイ)は、坂路を64秒0―15秒3でパワフルに駆け抜けた。松永幹調教師は「ドバイ帰りですが、良くなって戻ってきてくれた」と納得の表情で見つめた。

 前走のUAEダービーでは6着だが、スタートで後手を引いてリズム良く運べなかった。「前走はハナでもと思ったけど、スタートが出なかった」と分析。この中間はゲートに縛って練習を重ねるなど、対策を講じてきた。

 ブルーバードCでは勝ち馬とタイム差なしの3着があるように、重賞でも通用する力はある。「1800メートルは相性がいいし、力もあると思う」と指揮官。流れに乗れれば一発が期待できる。

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