8月10日に病気のために亡くなった川村禎彦調教師(享年66)が競馬ファンへ向けて、生前にコメントを残していたことが8月15日、分かった。家族を通じて、明らかになったもの。
同調教師は1978年に騎手デビュー。1995年に開業し、30年目の今年までJRA重賞3勝を含む通算426勝を挙げていた。
メッセージは以下の通り(一部省略)。
「私のモットーはオーナーを始め、たくさんの方々の想いがこもった馬を、無事に、1回でも多く競馬場で観ていただくことでした。
川村厩舎の馬たちを応援してくださった皆さまに心より感謝申し上げます。
ひたむきに馬と向き合った30年でした。
これからも馬たちは走り続けます。私が心血を注いだ、馬を、競馬を、これからも愛していただけますと幸いです」