◆第44回新潟2歳S・G3(8月25日、新潟競馬場・芝1600メートル)最終追い切り=8月21日、栗東トレセン
トータルクラリティ(牡2歳、栗東・池添学厩舎、父バゴ)は、CWコースで力強い伸び脚を披露した。
持ったままの手応えで6ハロン86秒9―11秒9をマーク。しまい重点で鞍上とぴったり折り合い、直線で鋭く脚を伸ばした。池添調教師は「馬のリズムで気分良く走らせました。折り合いもいいところで収まり、最後ものびのびと走ってくれました」と予定通りの内容にうなずいた。
8月15日の1週前追い切りでは、ワールズエンド(3歳2勝クラス)と併せ馬。格上の年長馬を6馬身追走し、首差遅れるも6ハロン82秒3―11秒6の好時計を計時した。しっかりと負荷をかけられており、好気配が漂う。
前走は11秒8―11秒4―10秒9の加速ラップで、メンバー最速の上がり3ハロン33秒9を記録。重賞の顔ぶれでも十分に通用する。直線の長い新潟コースで、末脚を武器に初タイトルをつかむ。