◆不来方賞・Jpn2(9月3日、盛岡競馬場・ダート2000メートル)追い切り=8月30日、栗東トレセン
レパードSで2着だったサトノフェニックス(牡3歳、栗東・西園正都厩舎、父ヘニーヒューズ)は、朝一番の坂路で和田竜二騎手が騎乗して単走で追い切った。52秒9―12秒2でシャープに伸び、好調をアピール。西園正調教師は「前走後はここを目標にやってきた。和田くんも状態がいい、と言っていたし、さらなる上積みがあると思います」とうなずいた。
春の海外遠征ではUAEダービーの取り消しもあって苦しい結果となったが、前走は正攻法の競馬で11番人気を覆し、2着に好走。3着には3馬身の差をつけた。「しっかりと距離にも対応できたし、海外を経験したことで馬もたくましくなってきた」とトレーナー。ここで昨年9月以来の3勝目を狙う。