◆第78回セントライト記念・G2(9月16日、中山競馬場・芝2200メートル、1~3着馬に菊花賞の優先出走権)1週前追い切り=9月5日、美浦トレセン
菊花賞トライアルのセントライト記念に出走するヤマニンアドホック(牡3歳、美浦・辻哲英厩舎、父ノヴェリスト)が、Wコースで上々の伸び脚を披露した。外ミファヴォリート(5歳オープン)を追いかける形から、5ハロン66秒1―11秒5を馬なりでマークして約2馬身先着した。
辻調教師は「動きは良かったです。(津村)ジョッキーも『すごく動きも良くなっていて、心身ともに成長を感じる』と言ってくれました」と、動きの良さに納得の表情だ。前走のラジオNIKKEI賞では折り合いに課題はあったが、しぶとく粘って3着と地力を見せており、精神面の進境にも期待したいところだ。