◆第72回神戸新聞杯・G2(9月22日、中京・芝2200メートル)1週前追い切り=11日、栗東トレセン
日本ダービー10着からの復帰戦を迎えるジューンテイク(牡3歳、栗東・武英智厩舎、父キズナ)は坂路で55秒9―12秒2。軽快な脚取りで、ラストまで推進力を保ったまま駆け上がった。荻野助手は「時計も動きも良かったです。しまいまでしっかりしていました。週末に1本やれば、態勢は整うと思います」とうなずいた。
約4か月の休養を経て迎える秋の初戦。荻野助手は「体は大きくなっています。成長分ですね。(精神面は)使いつつ大人になっています」と成長を認める。今回の舞台は未経験だが、中京は新馬戦(1400メートル)、こうやまき賞(1600メートル)で2勝。同距離の京都新聞杯を制していることから、適性に不安はない。同助手は「条件はぴったりじゃないですかね。しっかりいい競馬をして、本番に向かっていきたい」と意気込んだ。