〇〇デーの新馬戦(栗東)

6月23日にデビュー勝ちしたエリキング
6月23日にデビュー勝ちしたエリキング

 こんにちは、山本です。今日は通常通り、栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、つい先日のこと。いつも行く神戸のBARで飲んでいますと、アルバイトをしていた中国人の学生(大学院生)と歴史のお話に。日本人にはかなり読まれている三国志が本国で実はそれほどでもないことなどを教えてもらいつつ、ずっと雑談を続けていました。その学生さんが日本史の中で真っ先に出てきた人名が徳川家康。次に豊臣秀吉。ついでに織田信長も出てきて、戦国時代の武将の名前は次々と出てきます。ただ、その子に西郷隆盛や大久保利通などの写真を見せても「すいません…」とポツリ。幕末って意外に知られてないんだな、と思っていたんですが、その子が坂本龍馬の写真を見た時だけは、即答で「知ってますよ」と口にするのです。

 いや~、やっぱり坂本龍馬って人気あるんですよね。異国でも知名度抜群です。まぁ、ワタクシも学生時代に小説を何冊も読んでいましたから、愛される理由も分かるのですが、冷静になって考えてみると、亡くなった時は31歳。いや~、濃い人生ですよね。今のワタクシ47歳で、16歳も下だったのか、としみじみ…。よく考えれば、先ほど書いた織田信長が本能寺の変で死んだ年まで、あと2年。人生わずか50年、ですか…。

 ということで、そろそろ本題へ。今日のナマ取材を中心にお伝えしていきましょう。

 まずは須貝厩舎。サウジアラビアRCでデビュー2連勝を目指すアルテヴェローチェ(牡、父モーリス)は新たに佐々木Jとのコンビでデビュー2連勝を目指すことになりました。これは武豊Jが同じ週の凱旋門賞に乗るためですね。先日、初戦で2着に下した馬も圧勝していたようですし、いいメンバーのそろった新馬だったと言えるんじゃないでしょうかね。

 あと、札幌で新馬を勝った3億円ホースのショウナンバルドル(牡、父ブリックスアンドモルタル)は黄菊賞でデビュー2連勝を目指します。また、同じく札幌で新馬を勝ったクリノメイ(牝、父オルフェーヴル)はサフラン賞に目標を切り替えることになりました。

 先ほど書いたサウジアラビアRCは、先週の中京での未勝利で強い勝ち方だった宮厩舎のマイネルチケット(牡、父ダノンバラード)も参戦を視野に入れているとのことですね。

 続いては杉山晴厩舎。先週、一気にデビュー予定を書きましたが、中山最終週の芝2000メートルにタールベルク(牡、父ドゥラメンテ、母レディーオトゥール)が予定しているようです。鞍上は坂井J。こちらは、また調教が進めばお伝えします。あと、来週の中京芝2000メートルを予定しているサトノシャイニング(牡、父キズナ、母スウィーティーガール)についても今週、改めて取材。「今の時期の2歳にしては緩みが感じられないし、動きは良好です。ただ、1週前に本番を想定した、しっかりとした追い切りをやる予定ですから、その後にどうなるかですね」と言葉を選びつつも、楽しみにしている様子は伝わってきました。

 続いては高野厩舎。こちらは情報だけ。8月の中京で新馬を勝ったショウナンラフィネ(牝、父オルフェーヴル)は、りんどう賞へ向かうとのこと。あと、祖母にフサイチエアデールを持つインターポーザー(牡、父エピファネイア、母インヘリットデール)は28日の中京芝2000メートルを鮫島駿Jで予定しているとのことです。

 そうそう、来週は中京で野路菊Sが行われるんですが、ここに中内田厩舎で6月の京都、宝塚記念デーの芝1800メートルで新馬勝ちしたエリキング(牡、父キズナ)が参戦することになりました。ここには藤岡厩舎でゆかりの血統馬、ワンモアスマイル(牡、父ブリックスアンドモルタル)も参戦予定とのことで、面白い激突になりそうです。

 最後に友道厩舎。セレクト1歳セールで2億7000万円がついた金子真人HDのパーティハーン(牡、父Wootton Bassett、母グリーンバナナズ)は10月20日、いわゆる菊花賞デーの芝1800メートルに川田Jでデビューすることになりました。友道厩舎で菊花賞デーのデビューといえばアンライバルド、ワールドプレミアなどが思いつきますよね。今週、栗東にも帰厩。「(以前より)体がしっかりしてきたかなと思います」と友道調教師は話していましたよ。

 ということで、今日はここまで。また、明日です。ではでは。

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