【ローズS】レガレイラは年長オープン馬2頭と余力十分に併入 陣営「実績的には負けられないところ」

Wコースで追い切ったレガレイラ(中、カメラ・荒牧 徹)
Wコースで追い切ったレガレイラ(中、カメラ・荒牧 徹)

◆第42回ローズS・G2(9月15日、中京競馬場・芝2000メートル、3着まで秋華賞の優先出走権)追い切り=11日、美浦トレセン

 昨年のホープフルSを制したレガレイラ(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎、父スワーヴリチャード)が、さらなる高みを目指して秋初戦を迎える。

 春は牝馬クラシックには目を向けず皐月賞(6着)、日本ダービー(5着)。結果を出すことはできなかったが、今回はキャリア初の牝馬戦になる。

 11日にWコースで行われた追い切りでは、フレッチア(9歳オープン)とヒップホップソウル(4歳オープン)の2番手を追走。直線でも2頭に挟まれる形で負荷をかけ、5ハロン67秒9―11秒3。馬なりのまま余力十分に併入した。太田助手は「文句なしというほどではないけど、現状で結果を出せるラインには乗った」と前哨戦としては十分な態勢に整っている。

 夏は休養に充て、心身ともに成長。「春は男馬相手に頑張ってくれた。結果こそ出なかったけど、いい経験になったと思う。夏を越して体が大きくなったし、気持ちも穏やかになってお姉さんに。実績的には負けられないところ。秋に向けて希望がもてる走りをしてくれれば」。再びG1タイトルを取りに行く秋シーズンが始まる。

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