【ニエル賞】パリ大賞に続きソシエがV 凱旋門賞オッズも1番人気でシンエンペラーの強力なライバルに

凱旋門賞に出走予定のシンエンペラー
凱旋門賞に出走予定のシンエンペラー

◆ニエル賞・仏G2(9月15日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル=5頭立て)

 シンエンペラー(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)が挑む凱旋門賞・仏G1(10月6日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)の前哨戦が行われ、7月のパリ大賞・G1を勝ったソシエ(牡3歳、仏Aファーブル厩舎、父シーザスターズ)がV。レースは今年の仏ダービーを勝ち、ここまで3戦3勝だったルックドゥヴェガ(牡3歳、仏C&Yレルネール厩舎、父ロペデヴェガ)が逃げる展開。ソシエは2番手から直線での追い比べを制した。ルックドゥヴェガは3着だった。

 ソシエはこれで2400メートルは2戦2勝。距離延長で頭角を現した。この勝利で、ブックメーカー「ウィリアムヒル」での凱旋門賞に向けた単勝前売りオッズは4・5倍の1番人気に。シンエンペラーは8倍の3番人気タイと続いている。

 ニエル賞の勝ち馬が本番を勝ったのは2006年のレイルリンクまでさかのぼるが、シンエンペラーにとっては同じ3歳から強敵が現れたことになる。

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