淀近し(栗東)

タイセイカレント
タイセイカレント

 こんにちは、山本です。今週も始まった栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、ワタクシの住んでいる西宮市は兵庫県。そう、随分と世間を騒がせている、あの知事さんの県です。振り返れば、1995年の震災直後に兵庫県にやって来て、その間は県知事が高齢の方ばかりだったのに突然、1歳年下の県知事が当選して、当時は非常に驚いたもの。やっぱり、自分の年齢に近い方が行政のトップに立つというのはまだ珍しいので、結構注目していたんですけどねぇ。また、年配の方に戻るのもどうかと思うけど、そんな流れになりそうな予感。さて、どうなることやら…。

 ということで、そろそろ本題へ。今日も2歳馬情報を中心にお伝えしましょう。

クラウディアイ
クラウディアイ

 まずは橋口厩舎です。2歳世代が順調に勝ち上がっています。夏の中京で新馬を勝ったクラウディアイ(牡、父サートゥルナーリア)は京都2歳S、今月の中京で新馬を勝ったパンジャタワー(牡、父タワーオブロンドン)は京王杯2歳Sへ向かうとのことです。先週の未勝利を勝ったイサナ(牡、父デクラレーションオブウォー)はJBC2歳優駿を目標に、入らなければもちの木賞を目指すとのこと。あと、現2歳世代の新馬「開幕戦」を制したダノンフェアレディ(牝、父キズナ)に関しては、橋口調教師が「年明けの復帰を考えてます」とのこと。しっかりと態勢を整え、次戦へ向かう予定です。

 続いては矢作厩舎。こちらも次走報です。カンナSで2着だったモズナナスター(牝、父モズアスコット)はファンタジーSを視野に入れているようです。また、中京で新馬を勝ったタイセイカレント(牡、父モーリス)は横山武JとのコンビでサウジアラビアRCへの出走を予定。「実戦でよかったね。行かなくても競馬はできるし、府中のマイルは合うイメージ」と矢作調教師は話していました。

 ここでたまに登場する後輩からの情報提供コーナー。北海道では臨時ブログを担当してもらったキュン水納記者から小栗厩舎の新馬情報をいただいたので、お伝えしたいと思います。

 まずは10月19日の京都芝1400メートルでのデビューを予定しているのがゲッティヴィラ(牡、父Frosted、母Miss Malibu)です。鞍上は坂井J。血統的にダノンベルーガやボンドガールのいとこにあたる筋の通った、そして日本適性を感じさせる母系になります。「Frosted産駒もジャスパークローネがいますし、日本向きの血統だと思います。トレーニングセール出身だけあって前向きさがあり、スピードタイプです。小柄で440キロぐらいですが、筋肉の質がすごくいいですね」と小栗調教師は話しているようです。

 同じ日の京都ダート1800メートルにはツインギ(牝、父リアルスティール、母インザスポットライト)がスタンバイ。この馬は今年の桜花賞、オークスで3着だったライトバックの半妹になります。「さばきが硬めで、ダートっぽい感じです。息遣いには良化の余地がありますが、反応はすごくいいですね。先週も、持ったままで52秒1―12秒2。2本目でしたからね。牝馬ですが馬格があって、490キロぐらいです」とのことで、こちらも期待は高そう。姉の主戦でもある坂井Jが手綱を執ります。ということで、水納記者ありがとう。いつでもブログ復活、待ってますよ♪

 最後に福永厩舎。来週、3頭の新馬がデビューします。今日は情報のみ。10月6日の京都3R・ダート1800メートルにディナン(牡、父ナダル、母サンソヴール)が川田Jで、同じ日の東京3R・ダート1600メートルにマリブオレンジ(牝、父Vekoma、母Malibu Pier)が岩田望Jで、前日5日の新潟5R・芝1400メートルにヴィオレンツァ(牡、父ドゥラメンテ、母サウンタ)がスタンバイしています。詳しい話はまた、週末にお伝えしますね。

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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