こんにちは、山本です。今日も栗東からのパッチパチ。早速、行ってみましょうか♪
さて、このゾーンを書いているのは午後1時過ぎ。現時点では比較的、まだ余裕があります。ただ、この後にいつもの投票所取材に加え、他の取材も立て込んでおりまして、超多忙になるのは必至。ということで、本日は前振りゾーンを省略とさせていただきます。以前は先のことを全く考えず、行き当たりばったりで最後に苦しんでばかりいましたが、もう年も年です。多少は先行きも分かります。無理せず、早めの更新を―。早速、本題にいきましょう。
まずは中竹厩舎。
注目の良血馬、シオーグ(牝、父Wootton Bassett、母Deirdre)のデビュー情報については当社HPを見ていただければと思いますが、振り返れば武豊Jもお母さんに乗っていたとは意外。というか、記憶からこぼれ落ちていた。そうそう、Xへの書き込みを見て、「あっ、そうだった」と思いましたが、武豊Jが凱旋門賞で騎乗するアルリファーも父がWootton Bassett。日仏で2週連続、このお父さんの子供に騎乗することになるんですね。
その他の2歳馬情報。先週の新馬を勝ったザラタン(牝、父キズナ)はアルテミスSへ向かうことになりました。「まだ馬を気にするような面を見せますが、キズナの良さが出ていますね」と中竹調教師。こちらも血統馬のドゥアムール(牝、父ロードカナロア)は当初、りんどう賞を視野に入れていましたが、今週の動きが物足りず、少し考えるとのこと。
新馬の予定では来週5日の京都芝1600メートルにスキャットメロディ(牡、父ミスターメロディ、母ロードライト)が西村淳J、翌日の京都芝1800メートルにミルトライディーン(牡、父エピファネイア、母レジーナフォルテ)が池添Jでスタンバイしています。「(乗り役が)すごく動きがいいと言ってくれるし、背中の感じもいい。後々は距離が短くなるかもしれないけど、まずは1800メートルでどんな競馬をするかですね」と中竹師は話していました。
あと、6月の京都で新馬を競走除外になったシストロン(牝、父ドゥラメンテ、母コルデトゥリーニ)は京都2週目の芝1800メートルを予定。「競馬を使わないでよかった。休んでいる間に幅が出て、すごく良くなった」と以前とトーンが一変しており、今後も聞き続けたいと思います。
さて、アルテミスSといえば、寺島厩舎で新潟2歳S4着だったマジカルフェアリー(牝、父サートゥルナーリア)も参戦を予定しているとのこと。そして、好メンバーのアルテミスSでも有力馬の一頭と言える松下厩舎のショウナンザナドゥ(牝、父キズナ)が今日、栗東に戻ってきたようです。放牧先の北海道では体が大きくなったようで、あとは栗東での調整でどうなっていくかでしょうね。松下厩舎といえば、8月の中京で新馬を勝ったビップデイジー(牝、父サトノダイヤモンド)は紫菊賞でデビュー2連勝を狙います。
最後に高野厩舎。来週の京都芝1400メートル(牝馬限定)でチェルビアット(牝、父ロードカナロア、母キューティゴールド)が北村友Jでデビューします。お姉さんには同じ高野厩舎でG1・2勝のショウナンパンドラがいますね。「キューティゴールドの(子供の)中ではかなり見た目がいいですよ」と高野調教師。ただ、冷静です。「まだ、後肢が動き切れず、それが走りにも出ている感じです。それでも、ゲート試験の頃よりは良くなっています」と説明してくれました。個人的には今までとは色が違う種馬のロードカナロアをつけてきた点も面白いと感じています。
あれっ、意外と早く終わっちゃったな。今日はここまで、また明日です。ではでは