10月26日の東京4R・2歳新馬戦(芝1400メートル、牝馬限定=13頭立て)は、4番人気のルージュラナキラ(2歳、美浦・加藤征弘厩舎、父アドマイヤマーズ)が、逃げ切った。勝ちタイムは1分23秒1(良)。
好スタートから二の脚もついてハナへ。最初の600メートル通過が37秒0と、かなり遅い流れでも折り合いはきっちりついていた。最後の直線でさらにギアを一段上げ、迫った1番人気のブルーベリーフィズ(クリストフ・ルメール騎手)を半馬身差で振り切った。
岩田康誠騎手は「自分のペースで行けたし、新馬としてはすごく冷静に走って、気もカッとしていなかった。反応もいいですね」と評価。加藤征調教師は「いいスピードを見せてくれた。ペースが遅かったし、いい勉強をさせてもらいました。理想的なレースでした。距離はあと1ハロンぐらいは問題ないと思います。お母さん(レッドアネラ)はレースを使うごとに距離が短くなっていったし、様子を見ながらですね」と喜びを語った。