◆第170回天皇賞・秋・G1(10月27日、東京・芝2000メートル、良)
伝統の中距離戦はG1馬6頭など豪華メンバーの15頭によって争われ、川田将雅騎手が騎乗した1番人気で昨年の牝馬3冠リバティアイランド(牝4歳、栗東・中内田充正厩舎、父ドゥラメンテ)は直線で伸びを欠いて13着。3月のドバイ・シーマクラシック3着以来7か月ぶりで、出走馬唯一の牝馬として97年エアグルーヴ以来のVはならなかった。
勝ったのは武豊騎手が騎乗した2番人気のドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)。勝ちタイムは1分57秒3。2着は9番人気のタスティエーラ(松山弘平騎手)、3着は8番人気のホウオウビスケッツ(岩田望来騎手)が入った。
川田将雅騎手(リバティアイランド=13着)「返し馬の雰囲気も良く、4コーナーまで抜群の手応えできたのですが、これだけ動かなかったのは初めてです」