【BCクラシック】ウシュバテソーロが川田将雅騎手を背に好ムード 高木調教師「しまいもすごく集中していた」

川田将雅騎手が騎乗し、ダートコースで活気ある動きを見せたウシュバテソーロ(カメラ・高橋 由二)
川田将雅騎手が騎乗し、ダートコースで活気ある動きを見せたウシュバテソーロ(カメラ・高橋 由二)

◆第41回ブリーダーズカップクラシック・G1(現地時間11月2日、米国・デルマー競馬場・ダート2000メートル)追い切り=現地時間10月30日、デルマー競馬場

 昨年と同様に日本テレビ盃(2着)をステップに本番に挑むウシュバテソーロ(牡7歳、美浦・高木登厩舎、父オルフェーヴル)が、川田将雅騎手を背にダートコースで追い切りを行い、好ムードを漂わせた。

 単走でしっかりとしたフットワークで駆け、ラストまで余力は十分。タイムは5ハロン65秒8を計時した。見届けた高木調教師は「馬も集中して調教に挑んでいて、何の問題もなくスムーズにいけました。半マイル強めという感じで、追い切りを始める前のキャンターも、しまいもすごく集中していましたし『最後まで集中して、ゴール後もやめることなくしっかり走っていたので良い調教ができました』とジョッキーも言っていました」と感触を伝えた。

 昨年のドバイ・ワールドC制覇など22億円超を積み上げ、日本馬の歴代獲得賞金ランキングでトップに立つオルフェーヴル産駒が昨年5着のリベンジへ着々と態勢を整えている。

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