京都8Rが激しい降雨で中止 芝とダートの切れ目にできた水たまりで安全が確保できないため

天候調査の結果、安全確認ができなかったため京都8Rが取りやめとなったことを知らせる京都競馬場のビジョン(カメラ・豊田 秀一)
天候調査の結果、安全確認ができなかったため京都8Rが取りやめとなったことを知らせる京都競馬場のビジョン(カメラ・豊田 秀一)

 11月2日の京都8R・3歳上1勝クラス(ダート1400メートル=13頭立て)が激しい降雨のため、安全が確保できないという理由で取りやめることになった。

 JRAによると、ダート1400メートルで行われる8Rの前に雨が急激に強まった。このコースは芝からのスタートでダートに入るが、その切れ目の部分に大きな水たまりができたという。そのことを騎手と協議した結果、安全な競馬は難しいと判断された。ただ、9R以降はダート1400メートルでのレースがないこともあり、9Rのみ天候調査で発走時間が5分遅れたものの、その後は通常通りにレースが再開された。

 この日は朝から雨が降り続き、ダートコースは不良、芝コースは重からのスタート。芝は7R終了後に不良となっていた。京都府南部では、大雨・洪水警報が発表されている。

 悪天候によるレースの中止は8月25日の新潟12R。落雷の可能性があるため、安全が確保できないという理由で競走が中止になっている。また、2019年5月4日には、ひょうのために東京10R以降が中止になったことがある。

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