坂井瑠星騎手(27)=栗東・矢作芳人厩舎=が、11月9日の京都3R(パーティハーン)でJRA年間100勝を達成した。昨年に続く2年連続の2度目。「朝から後輩の田口貫太騎手に『いつ勝つんですか?』と聞かれていました。ちょっと遅くなったけど、勝つことができて良かったです。これだけいい馬に乗っているので、勝たないといけない数字」とすがすがしい表情を見せた。
今年はここまで、高松宮記念・G1を含む重賞3勝を挙げている。地方ではジャパンダートクラシック・Jpn1など重賞5勝。海外ではサウジダービー、UAEダービー(ともにG2)を制し、G1でもケンタッキーダービー、愛チャンピオンS、ブリーダーズCクラシックで3着と、様々なフィールドで活躍。「たくさん海外遠征に行かせてもらっているなかで、去年(23年12月9日阪神3Rで達成)より早いペースで勝てているので良かったです。早く、次の101勝目を目指して頑張りたいです」と決意を新たにした。