11月9日の東京5R・2歳新馬戦(芝1800メートル=9頭立て)は、クリストフ・ルメール騎手が騎乗したカザンラク(牡、美浦・嘉藤貴行厩舎、父シルバーステート)が勝利。単勝1・9倍の1番人気に応えた。勝ち時計は1分48秒4(良)。
好スタートを決めると向こう正面は2番手を追走。3角過ぎで先頭に立つと、楽な手応えのまま後続を振り切った。半兄は今年の京都大賞典を勝ったシュヴァリエローズという良血。高い素質を見せた勝ちっぷりを、ルメール騎手は「まじめに走ってくれた。いいスタートでずっと冷静だったし、最後はだんだん加速してくれた。距離はぴったりですね」と評価した。次走は未定。