こんにちは、山本です。今日も栗東に残ってのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、栗東に宿泊していると、関係者や記者仲間との会食以外はどうしても「コンビニ飯」の利用が増えます。実は一人外食があまりできないタイプ(一人で待っている時間が退屈で仕方ない)でして、大体は部屋に持ち帰るパターン。最近はコンビニと大手レストランやチェーン店などがコラボして、その店の名前を冠した食品がよく出ています。で、夜にカップラーメンなどのインスタント食品もわびしいから、その食品を買って帰るワケですが…。
何でしょうね。当然、その店で食べるような感じを求めての購入なんですが、当たりと思える商品が本当に少ない。ていうか、むしろ安いインスタント食品の方が忠実に再現してるのが多いんじゃないか、と思うほど。まぁ、インスタント食品より高い値段を払っているから、どうしても最初のイメージを高く設定してるんでしょうけど、とはいえ落胆の度合が大きいんですよね。結局はその店に行け、ということになるんでしょうけど、もう少し店の味に近づけてほしいなぁ、と思う今日この頃…。
ということで、今日の夜は栗東を出て、普通の食事をしたいので、そろそろ本題へ。明日の競馬を中心に見ていきましょう。
京都5Rの新馬は、まず大久保厩舎のクイーンハピ(牝、父キズナ、母クイーンパイレーツ)が出走します。全兄にハピ、半兄にアウトレンジがいる優秀な母系。となると、適性はダートじゃないの、と思うんですが、松山Jは「芝でも走れそうなバランスのいい軽い走りをします。水準以上の動きだと思います」と口にします。兄たちを知る大久保厩舎の山口助手も「ちょっと小柄で見た目や体の線などは芝でもいけそうな感じです」と手応え。いい雰囲気で迎える初陣かと思います。
あとは藤野厩舎のロードレジェロ(牡、父フィエールマン、母タカミツサクラ)ですかね。こちらも動いています。「まだ幼いけど時計的にもいい動きをする。見た感じでは距離が延びた方がよさそうです」と藤野調教師。素質を感じているような印象を受けました。その藤野厩舎ではドラゴンブースト(牡、父スクリーンヒーロー)が先週のデイリー杯2歳Sで2着でした。「ソラを使うので、抜け出すまで追い出しを我慢する形になるんですよね」と藤野師は分析します。今後は朝日杯FSへ。こういうタイプって、相手が強くなれば相手なりに走れそうな感じもするんだけどな。
京都5Rに話は戻って、最後は友道厩舎のインザスカイ(牡、父キタサンブラック、母ダイヤモンドディーバ)。本当に当初は攻め馬が地味だったけど、何とか間に合ったという感じですかね。「来た時は動きも重くて、幼いシルエットでしたが、やるたびにシルエットはスッキリ。芝コースでの動きはよかったです」と大江助手は話します。まだ、非力なぶん、芝の実戦の方で良さが出そうな感じ。正直、初戦からという感じは受けませんが、素質でどこまでといった感じでしょうか。
その友道厩舎でスイマセン、昨日のXで後ほどお伝えしますと書いて、昨日はすっかり忘れておりました。国内外でG12勝の名牝を母に持つクラヴァンス(牡、父ロードカナロア、母ヴィブロス)が12月15日の京都芝マイルをムーアJで予定しています。この馬、春先の取材では時間がかかりそうな雰囲気でしたが、感触はグンと上がっています。全兄にはヴィンセドリスという馬がいたんですが、「ヴィンセドリスよりもヴィブロスに似ている感じ。ただ、バランスはヴィブロスと違っていて、いいロードカナロア産駒の体です。(ゲートを受けた夏より)体が良くなりました」と友道調教師はかなりの成長を感じています。栗東に戻ってから、軽く時計を出し始めたぐらいなんですが、いい感触。十分に態勢は整うのかな、と見ています。
また、先週栗東に入ったパイオニアスクエア(牡、父ドゥラメンテ、母ジュリエットシアトル)はゲート試験に合格し、一度放牧に出されるようです。
ここからはPOG情報。先週の京都で新馬を勝った杉山佳厩舎のミニトランザット(牡、父エピファネイア)はシンザン記念を目標にしていくようです。このシンザン記念には宮厩舎で京王杯2歳Sで2着だったマイネルチケット(牡、父ダノンバラード)も参戦予定。こちらは確実に朝日杯FSにも出れそうなんですけど、地道にいくみたいですね。来春など先を見据えた選択なのかなと思います。
ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。
東京3R・12セラトーン(アルテヴェローチェの新馬組は強い、というのが私のスタンス。その3着馬は迷わず買い)
続いては「馬券王への道 延長戦」をどうぞ。
東京9R・14ルージュスタニング(この左回りマイルを狙いすました投入)
京都1R・8ダイヤノゴトク(能力はある。芝に戻して見直す)
京都6R・6ジョニール(スピードは通用。スムーズに流れに乗れば)
今日はここまで、また次回です。ではでは