11月24日の東京6R・2歳新馬戦(芝1800メートル=13頭立て)は、坂井瑠星騎手が騎乗した単勝3番人気のジュタ(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父ドゥラメンテ)が勝利。22年のセレクトセールで当歳最高額となる3億2000万円で落札された高額馬が、期待に応えて新馬戦勝ちを収めた。勝ちタイムは1分48秒0(良)。
道中は前団の内をリズム良く追走。直線では鞍上の鼓舞に鋭く反応し、内を抜け出した。坂井騎手は「操縦性がいい馬でした。道中もしっかりしていて、しまいも脚を使ってくれるいい内容でした」と高評価。矢作調教師は「ダートは間違いなく走るけど、芝の上がりの速い競馬はどうかと思っていたがうれしい。縦列調教の効果が出た、優等生な走りでした。中山向きだと思っているので、ホープフル(G1、12月28日、中山競馬場・芝2000メートル)を考えます」と、展望を語った。