今年の菊花賞を制したアーバンシック(牡3歳、美浦・武井亮厩舎、父スワーヴリチャード)は引き続きクリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=で有馬記念・G1(12月22日、中山競馬場・芝2500メートル)に向かうことが決まった。シルクホースクラブが12月5日、ホームページで発表した。
同馬は今春のクラシックでは皐月賞で4着、ダービーで11着だったが、秋にルメール騎手とコンビを組みセントライト記念・G2、菊花賞・G1と連勝でビッグタイトルを獲得した。
ルメール騎手は2005年ハーツクライ、16年サトノダイヤモンド、22年イクイノックスで有馬記念を制しており、4勝目となれば池添謙一騎手、武豊騎手と並んで歴代最多タイの勝利数となる。3歳馬が有馬記念を勝てば2022年のイクイノックス以来、2年ぶりとなる。
なお、5日に放牧先の福島・ノーザンファーム天栄から帰厩した。