2024ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド園田第3戦はJRAの長浜鴻緒が意地を見せる

長浜鴻緒騎手を背に後続を引き離して1着でゴールするマリノマジカル(左)(カメラ・岩田 大補)
長浜鴻緒騎手を背に後続を引き離して1着でゴールするマリノマジカル(左)(カメラ・岩田 大補)
マリノマジカルに騎乗し1着でゴールした長浜鴻緒騎手(カメラ・岩田 大補)
マリノマジカルに騎乗し1着でゴールした長浜鴻緒騎手(カメラ・岩田 大補)

 JRAと地方競馬の見習騎手による2024ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)ファイナルラウンド園田の第3戦(3歳以上C2クラス、ダート1400メートル)は12日、園田競馬場で行われ、JRAの長浜鴻緒騎手(19)が騎乗した1番人気マリノマジカル(牝3歳、園田・飯田良弘厩舎、父エスケンデレヤ)が直線最内を突いて2着に2馬身半差をつけて勝った。

 「みんなが動き出した時に一瞬遅れたけど、内が空くだろうと思って我慢したのがよかった」と長浜。第2戦(8着)との合計得点は34となり、JRA勢ではトップとなる2位タイに浮上し中京ラウンドを迎える。「中京でも結果を出して優勝したい」と表情を引き締めた。

 ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド園田の3戦が終了第1戦でV。第3戦で2着に入った大井所属の鷹見陸騎手(21)が首位でターン。14日にJRA中京競馬場で行われるファイナルラウンド中京で今年の若手騎手NO1が決まる。

 YJSは見習騎手の注目度を一段と高め、騎乗数の増加及び騎乗技術の向上を図るとともに、年末のJRAと地方競馬を盛り上げるために2017年より開始。トライアルラウンドを勝ち抜いたJRA、地方所属各8騎手が、今年は12月12日の園田ラウンドと12月14日の中京ラウンド(中京競馬場)で2鞍ずつ、計4鞍の着順によるポイント制で合計得点により順位を決める。

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