【フェアリーS】2勝馬ミーントゥビーは理想通りの調整でライバルをリード 抽選待ちなしでしっかり負荷

Wコースで追い切ったミーントゥビー(左、カメラ・荒牧 徹)
Wコースで追い切ったミーントゥビー(左、カメラ・荒牧 徹)

◆第41回フェアリーS・G3(1月12日、中山競馬場・芝1600メートル)追い切り=1月8日、美浦トレセン

 ミーントゥビー(牝3歳、美浦・堀内岳志厩舎、父リアルインパクト)はここまで4戦2勝。26頭中23頭が抽選対象で、ライバルが調教強度に頭を悩ませるなかで、しっかりと負荷をかけられている。

 全休日となった7日も松岡正海騎手を背に坂路を1本。この日の追い切りではWコースでスズカルビコン(7歳2勝クラス)を大きく追走。残り1ハロンで並びかけると、鞍上の手は最後まで動くことなく、頭ほど前に出てゴールした。6ハロン84秒5―11秒5。松岡騎手は「先週よりも息づかいやハミ受けが良くなった」と上昇を実感。続けて「馬に伸びや幅が出て、バランスの良さが出てきたことで、フットワークがかみ合ってきた」と前走後の成長を感じており、堀内岳志調教師も「体が大きくなって、バランスが取れてきて体の使い方が整ってきた」と同様の手応えをつかんでいる。

 厩舎重賞初制覇へ。理想通りの調整過程が大きな強みになる。

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