記者コラム - 松末守司 緩急自在

　スピード主流の今にあって、３２００メートルのＧ１は他と異質なポジションにあるように思う。ただ、日本人がマラソン好きなように、レース中の騎手

　７２年札幌五輪スキー・ジャンプ７０メートル級の金メダリスト笠谷幸生さんが２３日、亡くなった。取材したのは引退後だが、とにかく寡黙で無骨。何

　ゆりかもめ賞勝ちのウインマクシマム（牡３歳、美浦・畠山吉宏厩舎、父キタサンブラック）は、大舞台に向けてここは通過点とみている。　折り合い面

　私の住む浅草では行列は珍しいものではないが、ひときわ出入りの激しいビルがあった。看板を見上げると「書道」の文字。食だけでなく、日本文化を体

　約２か月間、せき、倦怠感に悩まされてきた。風邪→花粉症→アレルギー、気管支炎…、病院によって診断も定まらず長引いたが、ようやく自分に合った

　震災、コロナ禍と憂いの日々が続くなか、ホースマン、関係者の尽力で競馬開催が止まることなく行われ、変わらない日常がそこにあることで心が何度救

　藤岡康太騎手が天国に旅立った。同期の丸田騎手に声をかけると、涙をボロボロと流しながらも「こういう時に話さないと。本当に格好いいやつでした…

　忘れられないシーンがある。２０１６年６月１８日の函館開催初日のことだ。藤岡康太騎手は、その年の４月１７日の阪神３Ｒでの落馬負傷から復帰した

　今年の３歳牝馬のレベルは高いとみている。その象徴的なレースが阪神ＪＦ。勝ち時計は、１週間後に行われた朝日杯ＦＳの勝ち時計よりも１秒２も速い

　サイバーエージェントの藤田晋社長は、馬主歴４年目で４９勝を挙げ、勝率は驚異の１７％を誇るが、「それくらいはあってほしいかな」と貪欲に勝負に

　３月２９日、東京でも桜の開花が宣言された。１０数年前、桜が好きなのは日本人だけという記事を読んだことがあったが、最近はむしろ外国人の方が注

　この２週間、せきに悩まされ続けた。病院で検査をしてもコロナでもインフルでもない。原因が分からず仕事どころではなかったが、病院を替えたらあっ

　「日本ももっと女性の方に入ってきてほしいですね」―。２月中旬のサウジＣデーで現地取材中に、ＪＲＡ初の女性調教師の前川恭子技術調教師＝栗東＝

　強い５歳世代の１頭、ローシャムパーク（牡５歳、美浦・田中博康厩舎、父ハービンジャー）に期待している。　注目していた香港カップは、スタートで

　【中京１１Ｒ・高松宮記念】中京の週末は雨予報で５年連続道悪での開催が濃厚。週中、「良馬場でやりたい」の声を多く聞いたが、実力がきっ抗した今

　今年のセンバツ高校野球は興味深い。「飛ばないバット」が導入されたことで総じてロースコアの試合が多いが、そのぶん戦術、緻密さやセンスなどが求

　遅ればせながらＸを始めたが、途絶えていた仲間からの連絡が増えた。一様に驚かれるのは私が本命党に変わっていること。年を重ね「ビビビッ」（古い

　あまり病気にならないことだけが自慢だったが、月曜に熱が３８度を超えた。たとえ病気になっても回復が早いことだけは親に感心されたものだが、週末

　ダイヤモンドＳで３着のワープスピード（牡５歳、美浦・高木登厩舎、父ドレフォン）が、反撃に転じる。　前走はスタートで他馬に寄られた影響でリズ

　グレーターロンドン産駒のチャンネルトンネル（牡３歳、美浦・堀内岳志厩舎）は、反撃ムードが漂っている。　１番人気に推された前走（１勝クラス、

　十数年前、北欧のとある町。雪原のど真ん中にあるバス停で、いつ来るのか？　不安を抱えながらバスを待っていると、前から現地の人が歩いてきて、突

　今週の美浦トレセンでジョッキーから何度も聞いたのが、「３、４角の馬場は良くない。時計はある程度出ているけど馬場は重くなってきた」の声。中山

　最近、風が強い。通勤には駅まで自転車を使っているが、当然、前に進まない。５分の道のりで、足はパンパンとなるが、脚力は違うとはいえ、馬も実は

　１日は昨年のサウジＣの覇者パンサラッサの誕生日だった。現地では、昨年王者をたたえるように、競馬場内の壁やパンフレットの表紙までパンサラッサ

　正直、驚いた。仕事の合間を縫いサウジアラビアのショッピングモールに出かけたが人、人、人で大にぎわい。昨年、訪れたドバイと違い、戒律の厳しい

　サウジＣ取材のため滞在している現地で、ショートメールに注意喚起をうながす１通のメールが届いた。その中に「テロ」の文字。五輪取材の時も同じよ

　【東京１１Ｒ・フェブラリーステークス】レモンポップ、ウシュバテソーロなどダートのトップホースが不在だが、この時期に開催するのだからこの傾向

　最近は四季をまったく感じられない。まだ２月中旬だというのに花粉症が始まった。毎年、３月に入ってからくしゃみが出て「春だなぁ」と思ったりもし

　前日の１０日は左利きの日。私の幼少期はまだ右に直された時代だったが、食事と絵を描くことだけは戻らず。そのかいあってか絵で全国レベルの賞を何

　スキー・ジャンプのレジェンド葛西紀明が、３日のＴＶｈ杯で２季ぶりの勝利を挙げた。５１歳でも衰えることのない勝利への飽くなき思い。直後にＬＩ

　阪神ＪＦ９着からの巻き返しを狙うコスモディナー（牝３歳、美浦・伊藤伸一厩舎、父ダノンバラード）の反撃に期待したい。　主戦の松岡正海騎手も手

　【東京９Ｒ・ゆりかもめ賞】美浦トレセンで一、二を争う強気で知られるウインマクシマムの松岡騎手とアドミラルシップの相沢調教師。週中からどちら

　年を取ったせいか最近、予想していると、その馬の血統をどんどんさかのぼって思い出にふけってしまう。　【東京１１Ｒ・ジャパンＣロンジンＷＢＲ受

　昨年の１２月。チャンピオンズＣ前にレモンポップ（牡６歳、美浦・田中博康厩舎、父レモンドロップキッド）を管理する田中博康調教師の口から名伯楽

　昨年の覇者ウインカーネリアン（牡７歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父スクリーンヒーロー）に今年も注目したい。　昨年もこのレースから始動し、ハナを奪

　最近、困っていることがある。外国人や観光客が多い私の住む浅草では、道を聞かれることが度々あると以前に書いたが、聞かれる店が分からないのだ。

　最近、気づいた。金運ばかりを願っているから馬券も当たらない。まずは勝ち運を上げるべく、今年もスポーツ振興の神である「亀戸香取神社」に出向い

　オマツリオトコ（牡４歳、美浦・伊藤圭三厩舎、父ヴィットリオドーロ）の変身が期待できる。　近２走（ダート１２００メートル、ダート１６００メー

　ノルディックスキー・ジャンプ女子のＷ杯が、先週の札幌に続き、宮城・蔵王で行われている。以前はシーズンを通して上位勢の顔ぶれはほとんど変わら

　記者は料理が趣味だが、料理は想像力だと思っている。この食材を使えばどんなものができるか、こうしたらどうか？　家族には不評でも、思考を重ねた

　【中山１１Ｒ・京成杯】牝馬３冠アパパネの子バードウォッチャーを推す。半姉アカイトリノムスメが秋華賞を勝った２１年。この年、記者も私生活で変

　心が落ち着かない日々が続くが、最近はＹｏｕＴｕｂｅで生配信されている大好きな函館駅前のＬＩＶＥ映像を見て現実逃避している。人の流れをただぼ

　混戦模様だが、注目したいのがマイネルフランツ（牡３歳、美浦・和田正一郎厩舎、父ゴールドシップ）だ。　フットワークの良さからデビュー前から気

　おみくじを引けばいつも大吉だ。今年も初詣に行ったがもちろん大吉！　私はついている…と、勝手に思っている。新年から憂いの日々が続く。そう思っ

　今年は年男の原騎手に注目している。昨年末の東京大賞典でウィルソンテソーロで２着に入り、美浦トレセンでは関係者に「おめでとう」と声をかけられ

　正月三が日、久しぶりに９歳になるめいっ子に会った。歌手「ＹＯＡＳＯＢＩ」が好きだと話すので、「俺も、ヨアソビは好きだよ」と伝えると、「何が

　２０２３年の最後のＧ１ホープフルＳを制したレガレイラ（牝３歳、美浦・木村哲也厩舎、父スワーヴリチャード）を、追い続けたい。　同レースがＧ１

　２度の衝撃波でしばらく興奮が収まらなかった。今年、３月２５日のドバイ・ワールドＣデーを取材した。最強イクイノックスがドバイ・シーマクラシッ

　有馬記念が終わって、終わりモードになるのはもう昔の話。違和感はぬぐえないとしても、有馬記念（△▲◎）のリベンジの舞台があることはいいこと、

　【有馬記念】最強馬イクイノックスの引退で非常に悩んだが、４番枠を引いたタイトルホルダーに託したい。　当初、３頭で悩んでいたが、その対象の２