◆札幌新馬戦(7月21日、札幌・芝1800メートル)
良血ショウナンサムデイ(牝2歳、美浦・奥村武厩舎、父サートゥルナーリア)に注目している。
母は2014年の秋華賞、2015年のジャパンCを制したショウナンパンドラ。近親にも2001年ドバイ・シーマクラシックなどを制したステイゴールドなど多数の実績馬が名を連ねている。筋の通った血統背景は大きな魅力だ。
7月10日の1週前追い切りでは池添謙一騎手を背に函館・芝コースでアスクシュタイン(2歳新馬)と併せ、強めに追われるとしっかり反応して5ハロン64秒8―12秒1で追走併入。6月下旬から函館で調整しているが、追うごとに動きが良化して好気配を見せている。中尾助手も「体は小さいけど、体幹が強くてブレがない」と高評価。初陣から目が離せない。(松末 守司)