2024年度JRA賞の授賞式が1月27日、東京都内のホテルで行われ、友道康夫調教師=栗東=が最多賞金獲得調教師に輝いた。友道師は壇上で「いつも厩舎として大きいレースを勝ちたいという目標できているので、本当にとれてうれしいです」と喜びをかみしめた。
昨年はどんな一年だったかを問われると「うちの厩舎としても、1番大切に思っていたジョッキーを亡くすというつらい出来事がありました。本当に彼(藤岡康太さん)の思いをスタッフ、僕もそうですけど、胸に秘めて頑張った一年で、その結果がこの賞につながったと思います」と、昨年4月に落馬事故でこの世を去った藤岡康太さんへの思いを語った。
インタビューの最後には「また第2のドウデュースが出てくるように頑張りたいと思いますし、1年後、またこの舞台で表彰されるように頑張っていきたいと思います」と力強く今年の抱負を話した。