【シルクロードS】“堅実派”ソンシが2度目の挑戦で重賞取りへ 陣営「今の勢いと雰囲気なら楽しみ」

ソンシ
ソンシ

◆第30回シルクロードS・G3(2月2日、京都競馬場・芝1200メートル)=1月28日、栗東トレセン

 淀短距離Sを制したソンシ(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎、父ナイトオブサンダー)は、坂路をキャンターで63秒0―16秒1。軽快に駆け上がった。

キャリア9戦で3着内を外したのは重馬場の一度だけという堅実派。オープン初勝利となった前走の淀短距離Sは、4角2番手から鮮やかに抜け出す完勝だった。福永助手は「1200メートル2度目の前走では、しっかりと流れに乗っていい勝ち方ができたように思います」と評価した。

 レース後のダメージも少なく、馬体の回復も早かったため中2週での参戦を決めた。1月26日は西谷誠騎手(レースは川田将雅騎手)を背に、坂路でラスト12秒3をマークと、体調面に問題はなさそうだ。

 昨年のファルコンS3着以来、2度目の重賞挑戦となる。「さらにメンバーのレベルが一枚上がったところで、どういったレースができるか。今の勢いと雰囲気なら楽しみはあるとみています」と同助手は重賞初制覇に期待した。

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