◆第30回プロキオンS・G2(1月26日、中京・ダート1800メートル=1着馬にフェブラリーSへの優先出走権、良)
今年から東海Sと開催時期を入れ替える形で移設されたダート重賞は16頭で争われ、初コンビの鮫島克駿騎手騎乗で5番人気のサンデーファンデー(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎、父スズカコーズウェイ)が、逃げ切ってベテルギウスSから連勝で重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分50秒6。
2着に入った1番人気のサンライズジパング(坂井瑠星騎手)と2頭出しだった音無調教師は、3月の定年を前にうれしい1勝となった。
3着は3番人気のドゥラエレーデ(川田将雅騎手)が入った。
2番人気のオメガギネス(松山弘平騎手)は、勝ち馬の後ろとなる2番手でレースを進めるも7着だった。
松山弘平騎手(オメガギネス=7着)「返し馬から具合の良さを感じました。すごくいいなと。スタートでつまづきましたが、馬がうまくリカバリーして流れに乗れました。最後苦しくなりましたが、重賞馬を相手によく食らいついてくれたと思います」
古川吉洋騎手(ディープリボーン=8着)「初重賞で3番手で、8着まで来てくれた。強敵相手にもまれて、力をつけていってくれれば」
酒井学騎手(ニューモニュメント=9着)「前走も後ろからじんわりでしたからね。せかさずロスなく運びました。もたれながらも最後までしっかり脚を使っています。以前乗った時よりも気のある走りで、まだまだ競馬に行けば気力があります」
田口貫太騎手(サンマルパトロール=10着)「時計も速かったですが、この馬のぶんは走ってくれています」
幸英明騎手(タマモロック=12着)「向こう正面で気の悪さを出して、外に逃げ気味になりました。リズム良く走らせられませんでした。力はあります」
国分優作騎手(サトノエピック=13着)「まずは依頼をいただけてありがたいです。師匠ですからね。外、外を回るよりロスなく運びましたが、最後はいっぱいになりました」
小崎綾也騎手(フタイテンロック=14着)「しっかり先行させる競馬を意識しました。タフな競馬になると思っていましたが、力をつけていて、残り1ハロンまで頑張ってくれました」
角田大和騎手(ロコポルティ=15着)「先生からの指示通り2、3列目のインで運びました。並びも良かったんですが、脚がたまってる感じがなく、余裕がありませんでした」
菱田裕二騎手(ペプチドソレイユ=16着)「リズムよくレースできなかったです」