【阪神スプリングジャンプ】アップトゥデイトが8馬身差逃げ切りで重賞5勝目

阪神スプリングジャンプを勝ったアップトゥデイト
阪神スプリングジャンプを勝ったアップトゥデイト

 10日の阪神競馬8R・阪神スプリングジャンプ(4歳上J・G2、障害3900メートル=9頭立て)は、単勝1・2倍と圧倒的な支持を受けた林満明騎手騎乗のアップトゥデイト(牡8歳、栗東・佐々木晶三厩舎)が逃げ切りで重賞5勝目を挙げた。勝ち時計は4分23秒4。

 障害2000回騎乗で引退を公言している林(残り11戦)がスタートしてすぐに先手を奪うと、そのまま後続を寄せつけず2着のグッドスカイ(3番人気)に8馬身差をつけてゴールインした。「後ろのことを考えずに競馬をした。まだ7割ぐらいだけど、オジュウ(チョウサン)のためにもここで負けるわけにはいかない。勝って胸を張ってオジュウに挑戦できる」と、林騎手は次の中山グランドジャンプ(4月14日、中山)を見据えていた。

 管理する佐々木調教師は「安心して見ていられた。本当に強かった。8歳にして背が伸びて、こんなに成長する馬は珍しい。休み明けを使って、もうちょっと良くなると思う。石神君、待っててね」と昨年の中山大障害以来となるライバルとの再戦を楽しみにしていた。

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