◆第24回武蔵野S・G3(11月9日・ダート1600メートル、東京競馬場、良)
16頭によって争われ、横山典弘騎手が騎乗した9番人気のワンダーリーデル(牡6歳、栗東・安田翔伍厩舎、父スタチューオブリバティ)が直線で力強く抜け出し、重賞初制覇を飾った。勝ち時計は1分34秒6。同馬にチャンピオンズC・G1(12月1日、中京)への優先出走権が与えられた。
1馬身1/4差の2着は8番人気のタイムフライヤー(藤岡佑介騎手)。3着には13番人気のダノンフェイス(大野拓弥騎手)が入り、3連単は235万3630円の大波乱となった。
横山典騎手(ワンダーリーデル=1着)「強かったですね。(乗る前から)自在性はあると見ていました。あまり後ろからではどうかなと思っていたし、前からでもと思っていて、いいポジションでした。思っていた以上にいい感じで、はじけてくれて良かった。距離は(延びても)心配ないと思います。コントロールが上手な馬ですから、1800メートルになったからって、何がダメということはない」