【日経賞・敗戦の弁】15着ウインキートスの丹内「3コーナーで不利受けたのがすべて」

(左から)1着ウインマリリン、2着カレンブーケドール、3着ワールドプレミア
(左から)1着ウインマリリン、2着カレンブーケドール、3着ワールドプレミア

◆第69回日経賞・G2(3月27日、中山競馬場・芝2500メートル=良)

 1着馬に天皇賞・春(5月2日、阪神)への優先出走権が与えられるG2は古馬15頭によって争われ、横山武史騎手が騎乗した4番人気のウインマリリン(牝4歳、美浦・手塚貴久厩舎、父スクリーンヒーロー)が昨年4月のフローラS・G2に続く重賞2勝目を挙げた。勝ち時計は2分33秒3。

 1番人気のカレンブーケドール(松山弘平騎手)は猛追も半馬身及ばず2着。3着に2番人気のワールドプレミア(石橋脩騎手)が続いた。

 吉田豊騎手(ヒュミドール=4着)「絶好の枠だったし、スタートも良かったが、ペースが遅くて1、2コーナーで馬が力んだ。それでも、最後まで諦めずに伸びた」

 田中騎手(ジャコマル=5着)「マイペースで行けた。毎回、しぶとい脚を使うし、よく踏ん張っている」

 菊川調教師(オセアグレイト=6着)「スタートから案外行けなかったし、ペースが遅かったので騎手が早めに動いてくれた。最後は久々の分と、掘れた馬場を気にしたようだ。それでも大きく負けていないし、本番で巻き返したい」

 北村宏騎手(ムイトオブリガード=7着)「スタートダッシュが決まらなかったが、道中の手応えはずっと良かった。3コーナーでもたついたが、また盛り返したし、いい馬場ならもっとやれたと思う」

 三浦騎手(ラストドラフト=8着)「もう一列前で競馬をすれば良かったかも。最後まで脚を使っているので、もったいなかった」

 長岡騎手(アールスター=9着)「出負けしたことで、1周目の3コーナーで外からこられ、後ろに下がってしまった。最後はきているんですけどね…」

 田辺騎手(シークレットラン=10着)「このクラスに入って、もう少し力がつけば」

 丸山騎手(ゴーフォザサミット=11着)「3コーナーでゴチャついたのが痛かった」

 松若騎手(ダンビュライト=12着)「4コーナーで早めに仕掛けたが、一杯になった」

 大野騎手(サトノルークス=13着)「少し馬場を気にしていたが、だいぶ覇気が出てきた」

 柴田大騎手(ナイママ=14着)「普通の競馬をしたんですけどね…。何か考えないと」

 丹内騎手(ウインキートス=15着)「状態は良かったし、いい手応えで回ってこられた。それだけに、3コーナーで不利を受けたのが、すべてですね」

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