【菊花賞】7番人気ボルドグフーシュ激走も鼻差2着で大輪逃す 吉田隼人騎手「結果には悔しさが残りますが…」

勝ったアスクビクターモア(左)を鼻差まで追い詰めた2着ボルドグフーシュ(カメラ・高橋 由二)
勝ったアスクビクターモア(左)を鼻差まで追い詰めた2着ボルドグフーシュ(カメラ・高橋 由二)

 ◆第83回菊花賞・G1(10月23日、阪神・芝3000メートル、良)

 クラシック3冠最終戦は18頭立てで争われ、2番人気のアスクビクターモア(牡3歳、美浦・田村康仁厩舎、父ディープインパクト)が田辺裕信騎手を背に、好位から4角先頭の積極策で、押し上げてきた7番人気のボルドグフーシュ(吉田隼人騎手)などを退け、ラスト1冠を奪取した。勝ち時計は、3分2秒4で従来の記録を0秒1更新するレコードだった。

2着に敗れたボルドグフージュ
2着に敗れたボルドグフージュ

 鼻差2着のボルドグフーシュに続き、さらに半馬身差で4番人気のジャスティンパレス(鮫島克駿騎手)が3着だった。

 ガイアフォースは8着に沈み、昨年末のホープフルSから続くJRA・G1の1番人気の連敗は16に伸びた。

 吉田隼人騎手(ボルドグフーシュ=2着)「でかい鼻差ですね。前走よりスタートもうまく切れたし、リズム良くのイメージで乗りました。3角で前が開けた時に一気に追い上げていったのですが、4角で勝ち馬にセーフティーリードを取られてしまいました。それでもこの脚質でよく追い上げてくれています。結果には悔しさが残りますが、神戸新聞杯の勝ち馬にも先着しましたし、褒めてあげたいです」

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