【有馬記念】ヴェラアズールはCWコースでラスト11秒5 渡辺調教師「ジャパンC前と同じぐらいの出来」

CWコース単走でしまいを伸ばしたヴェラアズール(カメラ・高橋 由二)
CWコース単走でしまいを伸ばしたヴェラアズール(カメラ・高橋 由二)

◆第67回有馬記念・G1(12月25日、中山・芝2500メートル)追い切り=21日、栗東トレセン

 ジャパンCからのG1連勝がかかるヴェラアズール(牡5歳、栗東・渡辺薫彦厩舎、父エイシンフラッシュ)は栗東・CWコースで単走。ゴール前で気合をつけられると機敏に反応し、6ハロン83秒8―11秒5と持ち前の切れ味を見せつけた。渡辺調教師は「いい調教ができました。そんなにレース間隔(中3週)はないので、ゆっくり入って、しまいを伸ばす感じ」と上々の手応えだ。

 今年春にダートから芝へ舞台を移すと、ジューンS(3勝クラス)、京都大賞典、ジャパンCと3連勝。トレーナーは「疲れはなく、ジャパンC前と同じぐらいの出来。(コースは)あの末脚を生かすには広い方がいい気もしますが、ごちゃついた方が良さそうというのもある」と、4連勝でのグランプリ制覇へ自信を示した。

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