武豊騎手(55)=栗東・フリー=が9月28日の中京競馬場で仏G1・凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)のアルリファー(牡4歳、愛国J・オブライエン厩舎、父ウートンバセット)の追い切りでアイルランドへ行った今週、現地で対面したオーギュストロダン(牡4歳、愛国・Aオブライエン厩舎、父ディープインパクト)の印象を語った。
現地では馬房の中に入り、間近で触れ合ったという。「ディープの子らしく、似ていました。スラッとしたカッコいい馬ですね」。また、調教の際には車で併走し、その走りを見守った。「(凱旋門賞を)使えるぐらい、バリバリ乗っていましたよ。すごくいい動きをしていました」と笑顔。Aオブライエン調教師に晴れなら凱旋門賞を使うかもと聞いたが、現時点では雨予報で、その可能性は低そうだという。
対面を果たした後に、同馬は次戦に予定するジャパンC・G1(11月24日、東京競馬場・芝2400メートル)を最後に現役引退し、アイルランドで種牡馬入りすることが発表されている。