武豊騎手(55)=栗東・フリー=が9月28日の中京競馬場で仏G1・凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)の1週前追い切りに騎乗したアルリファー(牡4歳、愛国J・オブライエン厩舎、父ウートンバセット)の印象を語った。
1週前追い切りはアイルランドのオウニングヒル調教場でキーファーズの松島正昭代表も見守るなかで行われた。「強い追い切りではなく、軽いところでしたが、おとなしくて、乗りやすそうな馬でした。体調はよさそうで、いい感じでした」とファーストコンタクトで好感触をつかんだ様子。特に気になる癖などもなかったようで、「(その点を)確認できて、良かったです」と振り返った。確かな手応えを胸に、2022年のドウデュース(19着)以来、2年ぶり11度目の大一番に挑む。