【ポルックスS】ニューモニュメントが直線強襲V 小崎綾也騎手「馬に対して自信を持って乗れた」

ポルックスSを制したニューモニュメント(手前)(カメラ・荒牧 徹)
ポルックスSを制したニューモニュメント(手前)(カメラ・荒牧 徹)

 1月8日の中山11R・ポルックスS(4歳上オープン、ダート1800メートル、14頭立て)は、2番人気のニューモニュメント(牡7歳、栗東・小崎憲厩舎、父ヘニーヒューズ)が、直線一気を決めて勝利した。勝ち時計は1分51秒9(良)。

 道中はリズムよく10番手を追走した。直線に入って外に出すと、逃げ込みを図る1番人気のウィリアムバローズをメンバー最速となる上がり3ハロン36秒6の末脚で、ゴール前できっちりとらえて首差退けた。

 小崎綾也騎手は「前回よりひと段階、調子が上がっていたのは普段の調教から感じていました。馬に対して自信を持って乗ることができました。逃げ馬を差し切るイメージで運びましたが、直線の手応えも余力ありましたし、最後は馬の頑張りに助けられました。ダートの1800メートルはコース問わず堅実に走ってくれるのでたいしたものですね」と愛馬をたたえた。

 管理する小崎調教師は「きっちり届いてくれましたね。オーナーと相談してからですが、選ばれれば川崎記念(2月1日、川崎)を視野に、ドバイも登録したいと思います」と今後の展望を話した。

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