【東海S 武豊に聞く】全5勝の手綱を執ったクリノドラゴンには「愛着がある」中央でも重賞制覇を

武豊が手綱を執って昨年のJBCクラシックは4着だったクリノドラゴン
武豊が手綱を執って昨年のJBCクラシックは4着だったクリノドラゴン

◆東海S追い切り(18日、栗東トレセン)

 ―これまでクリノドラゴンには14戦騎乗し、全5勝の手綱を執っている。

 「(クラスを)飛び越したこともないし、壁に当たっては越えてきた。愛着がある。思い入れが強い」

 ―年齢を重ねて変化した部分はあるか。

 「最初は非力だったけど、力はだんだんついてきた。馬も前向きになってきた」

 ―騎乗していて感じる長所は。

 「真面目に一生懸命走る。砂をかぶってもめげないし、最後までじわじわ伸びて頑張る馬」

 ―前走の浦和記念で交流重賞初制覇を果たした。

 「ここまでは想像できなかった。重賞を勝つとは。うれしいよ」

 ―今回はJRA重賞初Vがかかる。

 「中京は悪くないし楽しみ。展開に左右されたり、16頭立てと厳しい面も出てくるけど、まず地方を勝ったんで、次は中央の重賞を勝ちたい」

〇…クリノドラゴンはCWコースでスズカワールド(4歳1勝クラス)を3馬身半追走。内を回って直線に入り、残り約2ハロンからいっぱいに追われたが、6ハロン82秒0―12秒5で半馬身差遅れた。12日は7ハロン97秒8―12秒7で僚馬に先着。大橋調教師は「先週やっているし、追い切りで動く馬ではないのでいつも通り。使って力をつけてきている感じを受ける」と順調さを強調した。(栗東)

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