【フェブラリーS】福永祐一騎手のG1ラスト騎乗は12着 セレモニーでは感極まる場面も

セレモニーで感極まる福永(カメラ・高橋 由二)
セレモニーで感極まる福永(カメラ・高橋 由二)

◆第40回フェブラリーS・G1(2月19日、東京・ダート1600メートル、良)

 今年最初のJRA・G1は16頭立てで争われ、G1最後の騎乗となる福永祐一騎手=栗東・フリー=が手綱を執った10番人気のオーヴェルニュ(牡7歳、栗東・西村真幸厩舎、父スマートファルコン)は中団から伸び切れず、12着に終わった。1着は1番人気だったレモンポップ(坂井瑠星騎手)。勝ち時計は1分35秒6。

 3月から調教師に転身するため、騎手生活は2月いっぱい。2月の最終週はサウジアラビアでのレースに騎乗するため、今週が国内での最終騎乗だった。フェブラリーSは2005年のメイショウボーラー、昨年のカフェファラオで制し、今年は3勝目と連覇をかけて、21年に13着だったオーヴェルニュと挑んでいた。

 また、全レース終了後にはセレモニーとインタビューが行われ、大観衆の前で感極まる場面もあった。

 福永祐一騎手(オーヴェルニュ=12着)「こういう流れになるのは分かっていたので逃げ馬の後ろにつけたかったけど進んでいかなかった。どうも輸送競馬が苦手なようですね」

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